“かもね(Maybe)…”のすすめ

未分類

こんにちは、yukinoshitaです。

今回は、一本の動画を紹介したいと思います。
「人生万事塞翁が馬」ということわざについて、とても簡単に説明してあります。

【翻訳】塞翁が馬 : アラン・ワッツ

どうでしたか?

“かもね(Maybe)…”

の繰り返しに、思わず笑ってしまいますよね。笑

 

ここで、「人間万事塞翁が馬」ということわざについて、少し説明を捕捉したいと思います。
まず、このことわざの発祥は中国だと言われています。
日本語に直訳すると、「世間は何事も、塞翁(おじいさん)の馬のようだ」という意味になります。
ちなみに人間(じんかん)と読むので、気を付けてください。笑

 

辞書に載ってる通りの意味だと、

・人生における幸不幸は予測しがたいということ。

となるのですが、まぁ、これで終わらせるには勿体ない言葉だな、と思います。笑
人感万事塞翁が馬、ってどんな人生があるでしょうか?

 

例えば、研究者。
彼は元々「病に臥せた父の病気を治したい」という思いで臨床医の道を志していました。
その結果、見事医学部に入学、卒業し、臨床医の道が始まります。
しかし病院で待っていたのは、上司の怒号の日々と、思うようにいかない毎日ばかりでした。
そんな時さらに、彼の父も亡くなってしまいます。
ひどく挫折し、自分を見つめなおした彼は、「今の臨床で治せないものを、治せるようになりたい」と思い、研究職を志します。
彼は大学院に再入学し、学問の道を修め始めるのです。
その後、のちに研究者として偉大な功績を残します。

 

例えば、事業家。
順調に規模を伸ばしていた彼の会社ですが、ある日、自分の会社をクビになってしまいます。
理由は上層部との方向性の違いのせいです。
彼は、「自分の会社」というアイデンティティを失いました。
そこで深く自分と向き合った結果、「やっぱり大好きなことで挑戦したい」と思い立ち、彼は再度起業します。
その会社は、自分の元居た会社をしのぐ勢いで成長し、元の会社に買収され、見事、元の位置に舞い戻ります。

 

こんなのがあるのかな、と思いました。
まぁ、どちらも実在の人物を例に出したんですけどね。笑
研究者は山中伸弥氏、事業化はスティーブジョブズ氏です。

 

例に挙げた彼らの人生は「成功者」として語られることが多いですが、
彼らの過去には確かに、挫折がありました。
成功の後にも、山中さんには、「ノーベル賞をとったことによって、辛い謝罪会見を開かなくてはいけないことがあった」
と言われていたり、ジョブズ氏はがんという、生命の問題を抱えてしまいます。

 

これらを通じて何が言いたかったかというと、私は、「人感万事塞翁が馬」という言葉って

・今までの出来事にプラス、マイナスのラベルを張ることは無意味だ。だから、今を精一杯生きろ

という、強い応援メッセージだと思っています。

 

何かうまくいかないこと、悪いことがあったときって、「最悪だ」とか、「あの時こうしていれば」とかって考えがちです。
そんなときって、いわゆる「塞翁の周囲の人たち」になっている状態です。
先ほどの動画を見て、「この人たちって、良かった、気の毒だったって、いちいち忙しいな」と思いませんでしたか?笑

 

自分の人生を考える時って、どうしても「過去」と「今」をベースに、「未来」を考えてしまいがちです。
では果たして、過去の度々で考えてきた「未来」って、その通りになってきたでしょうか?
きっと、まったくその通りだ、なんて人はいないと思います。

 

つまり、「未来」を起点に考えると、今のプラス、マイナスという価値観って、あまり意味がないと思いませんか?
今いる会社は倒産してしまうかもしれないし、大切にしている人は明日、いなくなってしまうかもしれない。
そんな時こそ、

“かもね(Maybe)…”

といった塞翁みたいに、
「その出来事って、人生全体として俯瞰したらどうなんだろう」って考えてみてはいかがでしょうか?
どんなことだって学びだし、それが糧となって未来で花を咲かせているかもしれません。
そんな風に考えてみると、人生の勝ち組なんて、いないですよね。笑

 

過去の執着を捨てて、今できること、やりたいことにフルコミットする。
それが幸せか不幸か考えるという難しいことは、きっと未来の賢くなった自分がやってくれるでしょう。
そうやって生きていけたらいいのかな、って思います。

 

そんなわけで今回は、中国のことわざの紹介をしました。
最後に、例に挙げさせていただいた山中さん、ジョブズ氏のスピーチも紹介させて頂きます。
彼らの人生を物語として見るように、きっと貴方の人生も、一つの物語なのだろう、と思います。

「平成27年度近畿大学卒業式」iPS細胞研究所 山中伸弥教授メッセージ
スティーブ・ジョブス 伝説の卒業式スピーチ(日本語字幕)
タイトルとURLをコピーしました