2種類の輝き

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こんにちは、yukinoshitaです。
突然ですが、なにか「目標」って持っていますか?
今回は、その目標って、なんのために達成したいんだろうということ、つまり、
人の輝きには表の闇の2面があるということについて、お話ししたいと思います。

想像しやすい例で考えてみましょう。
「野球選手になりたい!」と夢を見る、小学生の男の子がいたとします。
ゆう君に、なんで野球選手になりたいの?って聞いてみると、
「テレビの選手がかっこいいから!」
って言いました。

この「かっこいい!」っていう感覚、まだ貴方は持っているでしょうか?
私は、この感覚が、表の輝きだと定義しています。
それでは逆に、裏の輝きってなんでしょうか?

月日が流れ、高校生になったゆう君。
学業や恋愛など、他のことには目もくれず、野球にひたすら打ち込み続けました。
しかし、思うような結果は出ません。
結局、3年間で1度も甲子園に出場することができませんでした。

それでも、ゆう君の目標は変わりませんでした。
変わらず頑張り続けましたが、次第についてくる友達は段々少なくなっていきました。
周りのみんなは、現実を見ろ、と冷たい目を向けるようになってきました。
「もうお前についていけないよ。いつまで必死になってんの?」
両親からも、そろそろ将来の考えなさい、と諭されるようになりました。

そんなゆう君に、もう一度同じ質問をしてみます。
なんで野球選手になりたいの?
ゆう君は答えました。
「お金をいっぱい稼いで、人生勝ち組になって、みんなに認められたいから」と。

まぁ、これは見るからに裏の輝き、って感じになりましたね。笑
ここで、表と裏の違いって、一体何なんでしょうか?
そのためにも、人の欲求について、少しお話したいと思います。

マズローの要求5段階説って、聞いたことありますか?

自己実現理論(じこじつげんりろん、: Maslow’s hierarchy of needs)とは、アメリカ心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

簡単に説明すると、人の要求には5段階あって、下から
①生理的欲求 (食欲、睡眠欲などの、生きるために必要な欲求)
②安全の欲求 (安全が確保された状態を望む欲求)
③社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (ここに所属していていい、一人じゃイヤだっていう欲求)
④承認(尊重)の欲求 (みんなに注目されたいという要求)
⑤自己実現の欲求 (自分の能力を高め、形にしたいという欲求)
の順番になってます。

このモデルから、ゆう君の欲求って、どういう風に変わっていったのか考えてみましょう。
「テレビの野球選手がかっこいいから!」って、きっと⑤自己実現だと思うんです。
何故なら、その欲求における登場人物には、彼しかいないからです。
自分のためにもっと輝きたい。
自分の内から漏れ出るような輝きを、私は「表の輝き」だと定義しています。

次に、高校生のゆう君。
「みんなに認められたいから」という欲求は、④承認にあたりますね。
この欲求における登場人物は、さっきとは逆に、たくさんの人です。
もっと自分を見てほしい。もっと自分を尊重して、認めてほしい。
人のエネルギーを奪うような輝きは、「裏の輝き」です。

私は④承認欲求のことを、悪い欲求のように言っていますが、
「別に頑張るって悪いことじゃなくない?」っていう意見もあるかと思います。
確かに、認められたいという欲求は、時に大きな力を生むことがあります。
そのために一心不乱に努力して、目標を達成することもあるでしょう。

ただ、目標を達成した後のことを考えてみましょう。
どれだけ頑張っても、あの人だけは振り向いてくれなかった。
あの人には認められたけど、今度はあの人にも認められたい。
こんなとき、きっと、もっと高い目標を立てると思います。
それをどんどん繰り返して、
「みんな」に認められる自分、という虚像をいつまでも追い続けるのです。

…と書きましたが、結局何が言いたかったかというと、
承認欲求には、2つの欠点があるということです。
一つ目は、果てがないということです。
例えるなら、底の抜けたバケツのようなものです。
水を入れても入れても時間がたったら空になってしまうように、
基本的に「足りてない」気持ちが無くなることはありません。

二つ目は、そのエネルギーが他人のものであるということです。
バケツを満たすもの、という感覚ですが、これは、人の水です。
人から頂いた「承認」という水を、闇にどんどん捨てている感覚です。

それでは逆に、「表の輝き」はどうでしょうか?
これって、「上から下」の底なしバケツとは逆で、「下から上」の噴水のようなものです。
噴水の水は、全部自分の水です。
自分の水を増やして増やして、ある一瞬、天に向かって噴き上がります。
水しぶきで大きな虹もかかっています。
人々はそれをみて感動するだけでなく、その水の恩恵を授かることができます。

とまぁ、ニュアンス的な話が続きましたが、
簡単に言うと、表の輝きって、不安のない、純真無垢な「感動を与える」輝きだと思っています。
感動を与えるとは、美しい、言い換えることができます。
こういう輝きって、実は子どもの方が見つけるのが得意だったりします。
だって、他人に影響される先入観が少ないですからね。
子供の時のように、
自分の中の研ぎ澄まされた「かっこいい!」「きれい!」を、大事にしてほしいと思います。

少し抽象的な話になってしまいましたが、今回は、表の輝きを持ちましょう、という話でした。
貴方の要求には、どんな登場人物がいるのか、そんなことを考えてみてはいかがでしょうか。

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