課題の分離

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こんにちは、yukinoshitaです。
前回の記事では、「いつやるか?いまでしょ!」のお話をしました。
考える前に行動、「今は」やらない理由を作る前に、とりあえず行動しましょう!という内容だったと思います。

 

まぁ、今回はこのお話とは全く関係のないものなんですが、
今回はだいぶ遡って、「嫌われる勇気」のお話を続けていきたいと思います。

 

前回の記事で、「嫌われる勇気」を紹介したときに、
この本の主張は、大きく4つあると説明しました。

  1. トラウマなんてものはない
  2. 自分の課題と他者の課題をはっきり分けよう
  3. 人はみな仲間だという、共同体感覚
  4. いま、ここを全力で生きよう

 

前回は、1.トラウマなんてものはないのお話をしたと思います。
なにか問題が起こったときに、それには「原因がある」と考えるのではなくて、「問題を起こすと自分にとって都合の良い目的がある」と考えるっていうお話でした。
まぁ、厳しい話だと思います。笑

 

さて今回は、2.自分の課題と他者の課題をはっきり分けようのお話をしたいと思います。
これは、アドラー心理学では「課題の分離」と呼びます。

 

そしてこの「課題の分離」、ほとんど全ての人ができていません。笑
アドラー心理学を学んでいない人は、全員と行ってもいいかもしれません。

 

それは何故かというと、相当難しいからです。
アドラー心理学を真剣に学んだとしても、この「課題の分離」がちゃんと行えるようになるまでは、
5年はかかる、と言われています。

 

引っ張っちゃいましたが、「課題の分離」を説明していきたいと思います。
簡単に言うと、「この課題を解決すると、誰が嬉しいのか?」を明らかにすることです。

 

よく使われる例は、「親子関係」です。

 

例えば、全く勉強をしない息子がいたとします。
毎日勉強もしないで、友達と遊ぶか、ゲームしてばっかり。

 

一方で母親は、昔ちゃんと勉強しなかったことを、非常に後悔していました。
そのせいで辛い目にあったし、同じ道を息子に歩んで欲しくないと思っています。

 

そんな母親が息子に対していう言葉はもちろん、
「ちゃんと勉強しなさい!」とか、
「勉強しないと、今日の晩御飯は抜きだよ!」
とかですよね。笑

 

まぁ、これが典型的な、「課題の分離ができていない例」なんです。
だって、突き詰めていくと「勉強をしないこと」で困るのって、息子だけですよね。
勉強しなくてどれだけ息子が困ったとしても、母親が困るわけではありません。

 

まぁ、ここだけを捉えると「アドラー心理学って、なんて冷徹な学問なんだ!」って思うかもしれませんけど、
とりあえずその感想は置いといてください。笑

 

むしろ今回のような「他人の課題を自分の課題とする」方が、私は「無責任」だな、と思っています。
ちょっと厳しい言い方かもしれませんね。

 

でも、それは何故かというと、「目的論」で考えてみたらわかると思います。
お母さんが「勉強しなさい!」って怒る目的って一体、何でしょうか?

 

それは、「自分じゃ無理だったから、息子を使って達成したい」と思っているからです。

 

そう言うと、
「それ、すごく曲解じゃない?」って思うかもしれません。
でも実は、怒ったり泣いたり、「感情的な」ときって、心理学的には「依存心が高い」ときだとされています。

 

例えば、プラモデルを作りながら泣いてる子供がいたとします。
「なんで泣いてるの?」って聞くと、「プラモデルがうまく作れないから」と子供は答えました。

 

この時の子供が泣いた目的は、「プラモデルを作ってもらうため」なんです。笑
「感情的」を人に見せる理由には、
こちらからお願いする「責任」も無しに、人に行動を促す効果があります。

 

つまり、「勉強しなさい!」と怒る母親は、息子に依存している、ということになります。

 

…とまぁ、ここまで言っておきながら、それでも私は、どうしても悪いもの、とは思っていませんよ。笑
この依存心も心配も全部ひっくるめて、血の通った「親心」ですからね。

 

ただ、その課題が解決できなかったから怒ったり、解決してあげたことに見返りを求めてはいけません。
あくまでも親は子供の課題を手伝っただけですからね。
見返りを求めたり、「自分の理想の姿に近づけよう」とした瞬間から、「自分の課題」です。

 

じゃあ、「アドラー心理学的には、ほっとくのが正解なのか?」と言われると、そういうわけではないんです。
ちゃんと、「人を助ける」こともできるんですよ。笑

 

それは、「人の課題を共通の課題にする」ということです。
「あなたの課題、一緒に考えさせてくれませんか?」って、提案することです。

 

ただ先ほども言いましたが、
たとえ感謝されなくても、「自分が助けたいから助けた」という課題を解決した、と考えることが、「共通の課題」です。
寂しく感じるかもしれませんが、「見返り」を求めた瞬間から、それは依存心の現れですからね。

 

というわけで今回は、「課題の分離」のお話をしました。
課題の分離を考えてみるために、まずは「自分の行動の目的は?」っていうのを、いちいち考えてみたらいいと思います。
これは9種の得意分野ですね。笑

 

これをやってみると、「なんて自分は自己中なんだ…」って、凹むかもしれません。笑
でも、これができたら、アドラー心理学のスタートラインに立てた、という証になります。

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