ヒーローズ・ジャーニー

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こんにちは、yukinoshitaです。
前回は「主人公マインド」についてのお話をしました。

 

主人公はどんなに悪いことがあっても、志半ばでは絶対に死にません。
どんな困難でも、それをを乗り越えた主人公は、成長した報酬を持って帰る、という感じのお話だったと思います。

 

前回はそんなお話をしたので、今回は、「物語」についてのお話を、すこし深くしてみようと思います。

 

実は面白い「物語」には、ある共通点があるとされています。
そして、その共通点を体系化したものを、「ヒーローズ・ジャーニー」といいます。

 

「ヒーローズ・ジャーニー」とは、アメリカの神話学者が、キリスト教の「聖書」やギリシャ神話など、
様々な「神話」を研究し、生まれたものです。

 

「神話なんて知っても意味ないじゃん!」って思うかもしれませんが、
この「ヒーローズ・ジャーニー」を知ることって、とっても大きな価値があります。

 

何故なら、今の自分の居場所を、「ヒーローズ・ジャーニー」からマッピングすることで、その人の悩みに答えることができるからです。
詳しくは今からしゃべっていくんですけど、例えば、
「やっと新しい仕事を始めて、慣れてきたと思ったら、とんでもない問題が発生したんです…」
って質問を受けたとしたら、「あ、それはordeal(試練)のフェースだから、これに乗り越えたら良いことがある」
ということが、分かるんです。

 

まぁ、これは極端な例ですが、こんな感じで、物語のひな型を学んでおくことで、
自分(相談相手)が一体、今どこにいて、そこからどうなっていくのか?を、感じ取ることができるようになります。

 

あともう一つ、大きな価値があるとすれば、
「面白いストーリーを作ることができる」点だと思います。

 

人に何かを伝える、っていうことを仕事にしている方は、特にだと思うんですが、
「ヒーローズ・ジャーニー」に沿ったプレゼンテーションやマーケティングができるようになると、
面白さがグンと上昇します。

 

例えば、この前紹介した「スターウォーズ」は、この「ヒーローズ・ジャーニー」を基に作られた映画です。
他にも、ディズニー映画の「ライオンキング」だってそうですし、「タイタニック」は、主人公・ヒロイン、どちらの視点から見ても、
「ヒーローズ・ジャーニー」に沿っているんです。

 

神話という、いかにも古臭くて、今の私達には関係のなさそうなものでも、
その法則に従って作られたストーリーは、世界中で支持されているんです。笑

 

前置きが長くなってしまいましたが、それでは説明していこうと思います。

 

まず、物語は「平凡な日常」から入ります。
これのことを”ordinary world”と呼びます。
この”ordinary world”から入ることで、ストーリーの観測者に、親近感を持ってもらうことができます。

 

そんな平凡な日常を繰り返していると、「冒険への誘い」、”call to adventure”がやってきます。
簡単に言うと、「異世界へ冒険しにいきませんか?」というオファーです。
映画「タイタニック」で言うと、低所得な主人公が超豪華客船に乗り込むシーン、
逆に「お嬢様」のヒロインが、会ったことも無いような身分の世界を知るシーンが、ここに当たりますね。

 

そうして、「異世界」にやってきた主人公は、”本当にこの世界でやっていく気があるのか?”を試される、「第一関門」にぶつかります。
これを、”Threshold”と呼びます。
この第一関門を守る「門番」のことを”Threshold guardian”と呼びます。

 

そして主人公は、この門番を倒すことで、新しい道が開けます。
新しい道の先でも、何度も試練が起こったり、それを解決したり、というのを繰り返していきます。
“Test arise enemies”と呼びます。
これを繰り返すことで、主人公は「異世界」のルールを学んでいきます。

 

そして、その途中に、自分の人生を導いてくれる、「メンター(mentor)」と出会います。
メンターは味方であり、自分のストーリーをサポートしてくれる、導き手のような存在です。

 

そして、最後に主人公は、ストーリーにおける最大の試練”ordeal”と出会います。
まぁこれは、物語における「ラスボス」のようなものだと思ってください。笑
ライオンキングだと、成長したシンバが、スカーと戦うシーンに相当します。

 

そうして、”ordeal”を乗り越えた主人公は、宝物を得て、異世界から元の世界に帰っていきます。
“The roadback”です。
たまに、帰る途中に悪の手下とかの奇襲でやられちゃったりしますが、
“ordeal”を乗り越えた主人公はそこから復活して、その敵を倒し、日常に帰っていきます。

 

さて、
説明しました、この一連の流れが「ヒーローズ・ジャーニー」となります。
つまり、簡単に言うと、「異世界から宝物を持って帰った」ストーリーですよね。
桃太郎なんて、本当にそのままだと思います。笑

 

というわけで今回は、「ヒーローズ・ジャーニー」のお話をしました。
この「ヒーローズ・ジャーニー」を知ってると、世の中でヒットしている物語って、ほとんどこれじゃん!ってことに
気付くんですよね。笑

 

ハリウッド映画なんかはヒーローズ・ジャーニーが”DNA”と呼ばれてるくらいですし、
日本のヒットしたアニメもドラマも映画も、大体これです。笑
なので、「映画のこのシーンって、ヒーローズ・ジャーニーのどこだろう?」って思って見てみると、理解が深まると思いますよ。

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